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今回紹介するのはpatti smith !!!

70年代当時、ロックスターは男性が目立ったが、ロックよりも過激なパンクに至っては、女性のパンク・ロッカーは少なかった。

そんな中で、過激な歌唱や男性的・美青年風ルックスで一躍スターの一人となったパティ・スミスは、ロック史に残る存在になった。また、元来のパンキッシュ精神に基づいた宗教批判・恋愛の不満について女性が声高に叫ぶなど、文学性やアナーキー性の高いリリックも注目を集めた。

1980年代以降、世界中で多くの女性ロックシンガーが誕生したが、パティはその元祖と言ってもよい。特にその激しい歌唱法は、彼女をルーツとした文脈で語られることが多い。現在でもR.E.M.、ソニック・ユースを中心としたフォロワーに、影響を与え続けている。

patti smithのfrederick!!!

75年の『Horses』でデビューしてから約5年間の活動を経てパティ・スミスは79年の『Wave』を最後にいったん引退してしまいます。引退前のパティ・スミスはもはやロックン・ロール・スターでいることに疲れはて、ボロボロでろくに歌えない状態だったといいます。このときパティ・スミスはある男性を本気で愛していて、もうロック・スターでいるよりも大切なこと、彼と結婚し子供を育てることに心を注いでいたのです。

その男性の名前はMC5のギタリストだったフレッド・"ソニック"・スミスです。この「Frederic」はフレッド・スミスへの想いをストレートに歌った名曲。このアルバムをリリースしたあと、パティはフレッドと結婚し子育てに専念し、ロック・シーンから約10年間姿を消します。

そして2児の母となり88年に夫フレッド・スミスのプロデュースの『Dream of Life』で復活。母としての強さと優しさがにじみ出た素晴らしいアルバムでした。しかしその翌年、親友のカメラマンのロバート・メイプル・ソープ(ニューヨークに出て来た当初、同棲していたこともあったがロバートはゲイだったため恋愛関係は無し)がエイズで死去、その3ヶ月後には弟が病死、91年にはパティ・スミス・グループのキーボーディスト、リチャード・ソウルが亡くなります。そして94年には夫であるフレッド・スミスが心臓麻痺で死亡。復帰第二作の『Gone Again』(96年)まで8年の時が流れます。 その後はコンスタントにアルバムをリリース、現在もライブを続けており、この「Frederic」も必ずライブでは演奏されています。60歳を越えた今でもこの曲を歌うときのパティは本当に幸せそうです。表現者としてのスタート地点から自分が女性であることを常に忌み嫌い恨み続けてきたパティですが、恋がここまで人を変えさせるのかと驚くほどの変貌をみせたこの作品。世界が明日終わるとしたら最期はこの曲を聴きたいなあ。

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