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《マイ・ルーム Marvin's Room》

家族の繋がりを描いた名作!!

10年ちょっと昔の映画だが,メリル ・ストリープとダイアン・キートンという大女優の素晴らしい演技,そしてまだ10代だった ディカプリオの初々しさが楽しめる映画!!

今ではこの4人が揃うことはないのではないかと思える程の豪華キャスト。 女手一つで2人の息子を育てるリー(メリル・ストリープ)。 息子のハンク(レオナルド・ディカプリオ)との関係がうまくいっておらず、問題ばかり起こすハンクは施設に。 そんな折、疎遠であった姉 ベッシー(ダイアン・キートン)が白血病にかかり 骨髄移植の検査のために息子2人を連れフロリダの実家へ行くことに。 日本ではまるでディカプリオが主人公のようにプッシュしてますが、あくまでもメインはメリル・ストリープとダイアン・キートンが演じる姉妹です。 とは言え、ぼくは大のディカプリオファンなので 左耳に髪をかけてる彼の容姿であったり仕草のひとつひとつにカッコよさを感じてシビれてしまいます。 家族の繋がりなんて言うと とてもイイもの 素晴らしいものに感じられる。 もちろんその側面もあるが、家族だからこそのしがらみ 断ち切れないものもある。 この作品はその両面をとても丁寧に描いています。 公開された96〜97年 その時代の空気感が色濃く感じられる。 当時ぼくは小学生で 実際に兄もいるからか、劇中 そこまでピックアップされていない弟にやたらと感情移入してしまいます。 カッコよくもあり 危うさもある兄 行くのに躊躇して車で待つと言ってしまう感覚(そう言った兄の行動に従う弟心) 親戚との関わりetc… そのどれもがリアルに感じられ、(そういった方向性の映画ではないのに)子ども時代をとても思い出してしまいます。 何が言いたいかというと、脇役のポジションの人間模様もしっかり描けているということです。

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